建具
[ドア]
よくある症状
開閉を繰り返すことにより、ドアと枠に隙間ができたり、擦れたりする事があります。丁番の調整により改善することができます。
又、扉の開閉を繰り返すことで錠のかかりが悪くなったり、扉がガタつくことがあります。
ドアが床、又は上枠に当たる場合
ドアを閉めた状態にし、ドア下部の丁番の上部キャップを外します。
上下調整ネジがあるので回して、床や枠へ当たらない位置へ上下の調整を行います。
扉と枠に隙間ができる又は擦れてしまう場合
丁番の調整固定ネジ①を緩めます。
枠に擦れる場合は左右調整ネジ②を、扉が斜めになってる場合には前後調整ネジ③にて位置を調整します。
扉の締りが悪いまたは、ガタつく場合
取り付けネジ④を緩め、扉の締まり具合を確認しながら左右を調整します。
建具
[引戸]
よくある症状
開閉を繰り返すことで、引戸と枠に隙間ができたり、擦れたりすることがあります。戸車の調整を行うことで改善することができます。
レールに擦れている場合
扉の下部にある戸車の上下調整ネジ①にて調整を行います。
引戸が枠に擦れる場合
扉の下部にある左右調整ネジ②にて調整を行います。
扉の下部の左右調整ネジ②にて調整を行った場合には、扉が斜めにならないように上部の左右調整ネジ③の調整も行います。
玄関ドア
よくある症状
開閉を繰り返すことにより、ドアと枠に隙間ができたり、擦れたりする事があります。丁番の調整により改善することができます。又、扉の開閉を繰り返すことで錠のかかりが悪くなったり、扉がガタつくことがあります。
閉まるスピードが早くなってしまったときに
ドアクローザーのスピード調整には2区間があるので2区間の中で症状が出ている場合を確認します。
対象区間の調整ネジ①~②を症状に合わせて調整を行います。また、回しすぎると故障の原因になるので左右46度以内で調整します。
サッシ窓
[クレセント鍵]
よくある症状
クレセント錠を閉めた時に、ガタつきまたはキツすぎる事があります。錠本体または、受け具の位置調整により改善することができます。
クレセント錠を閉めた時にサッシがガタつく、または錠がキツすぎる場合
クレセント錠の固定ネジ①を緩めます。
固定していない状態でクレセント錠受けに咬ませてスムーズに動く位置に調整を行います。
調整が終わったら、固定ネジを閉めてクレセント錠を固定します。
クレセント錠が閉めた時にキツすぎる場合
受け具の調整ネジ②を緩めます。
受け具の位置を調整します。
調整ネジ②を固定します。
網戸
よくある症状
網戸を閉めた時に上下で隙間ができてしまうことがあります。戸車の高さを調整することによりスムーズに網戸を開閉することができます。また、網戸がレールから外れたり、外れやすくなる事があります。外れ止めの調整を行うことにより改善されます。
網戸の上下に隙間ができてしまうとき
調整ネジ①を右に回すことで網戸が上がり、左に回すことで下げることができます。網戸を水平にすることでスムーズに開閉できます。
網戸が外れやすいときに
網戸の上部にある外れ止め部品のネジ②を緩めます。
はずれ止め③を上げ網戸が外れにくくなるように調整します。
壁
よくある症状
温度や湿度の変化によりクロスに隙間ができることがあります。コーキング剤を使う事で隙間を充填することができます。
クロスに隙間ができてしまった場合
コーキング剤を用意し、隙間に沿うようにしてゆっくり充填します。
出しすぎた場合には、タオルで拭き取ります。